解散は一体いつになるのか。永田町では、あちらこちらで解散・総選挙の話題、噂が飛び交っています。
「解散を決めるのは私」と、麻生総理は就任以来、何度も強調をされてきましたが、衆議院議員の任期は秋までです。もはや、総理がいつ解散をご判断されたとしても、解散権を積極的に行使したとは言い難くなっているのではないでしょうか。
今日、参議院の厚生労働委員会と財政金融委員会の連合審査会が開かれ、国庫負担を3分の1から2分の1に引き上げたいとする年金改正案の審議が行われました。2004年時の政府・与党の公約でもあり、法の附則にも書き込まれた税制改革を行わなかったばかりに、今回、国庫負担引き上げ分である2.5兆円を埋蔵金、特別会計の剰余金に頼ることとする法案を審議しているところです。安定財源とはほど遠い埋蔵金に頼っていることや、5年に1度行われる財政検証の結果、100年安心としてきた制度のほころびも明らかになった今、年金制度そのものを見直すべきだというのが私たちの主張です。
法案審議は引き続き国会において行っていくと同時に、党のマニフェスト準備委員会での議論も急ピッチで進めていくことになり、しばらくは会議に追われる日程が続きます。
他方、総選挙の前哨戦とも言えるべき選挙が相次ぎます。6月14日は千葉市長選挙。7月5日には静岡県知事選挙が予定され、7月12日は首都決戦、東京都議会議員選挙が行われる予定になっています。選挙で、私たちの仲間が多くの方々のご支持をいただけるために、選挙応援にも積極的に駆けつけ、演説をしていく予定にしています。暑い夏が始まります。