鳩山内閣発足以降、出来るだけ多くの国民からの声を聞いていきたいとの総理の思いから、政府のホームページに「ハトミミ」を設けてきました。
国の行政サービスに対する国民からのご意見と、国の行政に携わる職員からの意見を受付けてきた『職員の声』には、昨年12月2日から今年1月31日の集中受付月間において705件の提案を受付けました。他方、国の行政に対する想いや、身近にある無駄やおかしなルールなどのご意見を受付けている『国民の声』には、1月18日から2月17日までの集中受付期間において4841件のご意見をいただきました。
例えば、会計法上、インターネットを介してクレジットカードを利用した物品の購入が認められていないために、事業者に依頼して当該物品をインターネットで代理注文等をしてもらい手数料を支払っていることは無駄ではないか、とのご意見や、公金で購入した物品は基本的に耐用年数を経過しないと廃棄することができないため、故障した場合に、買い替えよりも費用が高かったとしても修理するしかない現行制度改善への具体的な提言がありました。他にも、医薬品通販規制の撤廃、戸籍謄本取得手続き、電子書籍の著作権など規制関連へのご意見も多数寄せられています。全てのご意見は、予算、組織に係る内容や、制度、規制に関する内容に分類され、どのように改善か可能か検討をしています。
今日、23日から「ハトミミ国民の声、職員の声」では、『独立行政法人及び政府関連公益法人に関する意見募集』を一ヶ月間受付させていただきます。
「国民の声」 http://www.cao.go.jp/sasshin/hatomimi/index.html
「職員の声」 http://www.cao.go.jp/sasshin/iken-boshu.html
ぜひ、多くのご意見をお寄せいただけますようお願いします。