昨日新国立競技場について質問をした参議院内閣委員会・文教科学委員会連合審査会の会議録です。下記をクリックしてご覧下さい。
(会議録)
(配付資料)
https://renho.jp/wp-content/uploads/2015/07/18aebaa8dbd8bdd2443bc8c5a307b1bd.pdf
①昨年の基本設計時に比べ、7月発表の実施設計では1155億増加。未定の財源は2200億
②増えた見積もりの7割を占める765億、その理由の「新競技場の特殊性とは」について
③なぜか東京に招致が決まる前の建設費指数に基づく物価で試算
④キールアーチ建設ができるのか未定、オリンピック開会式内容も未定、演出内容も演出者も未定。なのに、開会式時にアーチから物を吊るすためにアーチの強度を3億かけて強めたという
⑤JSC試算の2020年オリンピック以降の新競技場収支。試算ごとに減る黒字額と、年間改修費を支出に入れ歳計算した赤字額
⑥JSCの中期計画を途中で変え、独法が自主財源で収支悪化を賄うとしたが、自主財源はこれから検討するという
⑦東京オリンピック各種競技が行われる会場を財政的に見直し、1700億円の削減効果があるというが、なぜかいくらまで膨らみ、いくら削減したかは非公開
⑧下村大臣は槇文彦チーム案を検討したというが、業者とゼネコンは知人に聞き文科省は把握せず。また、JSCの検討は実際に設計を行なっているJV設計会社なので、自身の案を否定する牧チーム案を肯定するはずがない
⑨昨年公表された東京オリンピックコンセプトのほとんどが先送り、見直しになったのに、新国立競技場だけは国際公約だから変えないという政府
⑩実はザハデザイン破棄では違約金は発生せず、実費精算になるという文科省の説明