「頑張っても声が届かない人たちに寄り添いたい」蓮舫代表が非正規雇用労働者と懇談

蓮舫代表は3日午後、東京都内にある認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやいを訪れ、非正規労働で働く人たちと懇談した。今回の懇談は、「もやい」の大西連理事長と柿沢未途役員室長がコーディネートしたもの。伊藤孝恵参院議員も同席した。

 「もやい」は、路上・公園・施設・病院など、広い意味での「ホームレス状態」に置かれている、経済的貧困下にあると同時に、社会的な人間関係で孤立状態にありながらも、自らの生活を維持・向上させていこうと努力している人たちの自立を支援。アパート入居に際して連帯保証人を引き受けるとともに、共通の課題を抱える当事者同士の交流を通じて社会的な孤立状態の解消、新たな人間関係を紡ぎながら、地域社会で健康で文化的な生活を実現していくことに寄与することを目的としている。

蓮舫代表は冒頭、「これまでも『もやい』の方々には、政策をつくるときに親身になって現場の声を聞かせてもらってきた。残念ながら政治は数の論理で動きがちだが、少数かもしれないが一生懸命頑張っていてもその声が届かない人たちの声に寄り添いたいというのがわれわれの政治姿勢だ」とあいさつ。「今までも職場の現状や改善してほしいことなどいろいろな声を伺ってきたが、政府が働き方改革を訴えている今だからこそ、なお身近に聞かせてもらいたいと思って来た」と今回の訪問の意図を述べた。

懇談では、非正規労働者から過重な長時間労働やパワーハラスメントなど過酷な労働実態、それによるストレスで心身ともに疲弊をきたしたこと、こうした実態の改善に向けて民進党など政治に求めることなどが赤裸々に語られた。

懇談後に蓮舫代表は記者団に対し、「不安定な非正規雇用で働く方々、何度も職を変えてメンタルで相当つらい思いをした方たちの声だった。ホワイトカラーエグゼンプションや裁量労働制など政府が提案している法案と真逆の立場にいる方たちであり、こうした人たちの声をしっかり代弁していきたい」「私たちがすでに提案している長時間労働の規制法案はやはり必要だと確信した。今や働く方の4割が非正規雇用であり、ブラック企業というのが当たり前な、すぐそばにあるリスクになっている。こうした人たちの労働環境をどのように改善していくかが政治に求められている最優先課題だと思う。必要と思える政策を次々と提案していきたい」などと感想を述べた。

もやいで懇談
※本文、画像ともに民進党HPより転載