【東京】小池都政に対し「いいものはいい、悪いことはただす役割を民進党は担っていく」蓮舫代表

 

蓮舫代表は21日、松原仁東京都連会長(衆院議員)、7月に実施される東京都議会議員選挙の沢田大作(さわだ・だいさく)党公認候補予定者とともに東京・大田区内にあるJR蒲田駅前で街頭演説を行った。

蓮舫代表は沢田・公認候補予定者について「柔道をやってアメフトをやって力士になってけがで断念をして、学んできた医療をこの国の人たちを健康にしたいという思いで取り組む人物だ」と紹介。総合治療院・接骨院グループ代表として、治療を受けにくる人たちの健康づくりに取り組んできた経験とグループ経営者としての経営能力は、都民の健康づくり・高齢化社会対策に取り組む東京都政にとって有益な人材だと語った。また、小池都政に対し「いいものはいい、悪いことはただす役割を民進党は担っていく」と表明した。

また、19日の衆院法務委員会で共謀罪法案が与党と維新の強引な運びによって強行採決されたことに懸念を表明。強行採決が相次ぐ安倍政権に対し、「数があれば何でもできる。多数をもっていたら何をやっても何を決めても国民はただ従っていればいいという(ようなふるまい)。それは政治ではないと悔しさをもって痛感した」と述べ、国民が納得できる政治を取り戻すために戦っていく決意を表明した。

松原都連会長は「小池知事が東京都の伏魔殿の大掃除をするというのはたいへんすばらしいことだ。しかし伏魔殿の大掃除は1年や2年や3年や4年では終わらない。これは10年かかる大仕事。そのときには一定の持続する政治勢力が必要。その使命を民進党は負っていると思う」と述べ、小池都政が道を誤りそうなときは都民サイドからチェックしていくのも民進党の立場だと語った。また、沢田・公認予定候補については「患者さんへの愛情と経営能力を持った人物だ」と紹介した。

沢田・公認予定候補は力士をけがで断念する際、「こうした思いをする人を一人でも減らそうと治療家になった」と自らのこれまでを振り返り、総合治療院・接骨院グループを経営するなかで壁にぶつかり、MBAの経営学の学位も取得してきたことを自己紹介した。小池都知事の都政改革には大いに賛同しているが、なお一層の情報公開が必要だと指摘。また、都政には経営者の感覚を持った人材が必要だと訴え、「創業者と経営者との経験と、MBA,経営学の学位を取得して得た知識は大いに役立てられるはず」と、数字を見て都政改革を推し進めるうえで自身の経験は役立てるはずだと語った。

■ぶらさがり記者会見

街頭演説後に蓮舫代表は記者団の質問に答えた。小池都知事の政策について「いいものはいい、悪いことはただす」と語った真意を問われ、「都政は2元代表制度だ。都知事も、都議会を構成する議員も都民が選ぶので、知事が間違えば、それをただすのは都民の負託を受けた議会だ。いいものはいい、そうじゃないものはそうじゃない、しっかり言える人を選ぶのが皆さま方にお願いするところだ」と述べたする。
19日に強行採決された共謀罪法案について、国連の人権状況を監視している機関が、拙速な議論だと懸念する書簡を出しているとされる点について受け止めを問われ、「私たちが主張していることと同じことを懸念しているのだと思う。共謀罪法案がなくても、パレルモ条約は加入できる。むしろ300もの犯罪の共謀罪を作ることの方が、人権侵害につながるという懸念は、衆院法務委員会でもわれわれの仲間が何度も提起している。全く聞く耳を持たなかった政府には、こうした国連の勧告を重く受け止めて、今回の法案は一度立ち止まって廃案にする。そして答えられない大臣は替える。その上で新しいテロ対策を審議させてほしい」と語った。

動画、本文は民進党HPより転載