蓮舫代表は6日午後、来日中のグエン・スアン・フック・ベトナム首相と都内ホテルで会談した。
冒頭、フック首相より、ベトナムと日本は戦略的パートナーシップに基づき力強く発展しており、特に経済、ODA、貿易などの面では民進党が連携強化に尽力してきたことへの謝意が示された。
蓮舫代表は今年日本で発生したベトナム人小学生殺害事件に対しお悔やみを述べた上で、3月の天皇皇后両陛下のベトナム訪問では国民をあげて温かく歓迎いただいたこと、また党間交流に関する覚書に基づき、枝野常任幹事を団長とする初めての訪越が5月に実現したことへの謝辞を述べた。
これに続き、蓮舫代表は南シナ海をめぐる中国による「法の支配」を脅かすような行動は、わが国として容認できないという立場であると説明。また、北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射については、ベトナムや中国など関係国との協力・連携を強めていきたいと表明した。
これに対し、フック首相は、平和的、繁栄・安定のため、平和的手段で国際法に基づいて解決するべきであるとの見解を示し、両者は、2018年の日越国交正常化45周年に向け、両国の友好、協力関係を一層強化していくとの認識で一致した。
会談には枝野幸男常任幹事、青柳陽一郎ネクスト防衛大臣、牧山ひろえ国際局長が同席した。
本文、画像は民進党HPより転載