【東京都議選】「強い知事に付いていくだけの議会では民意は反映されない」蓮舫代表が西沢けいた候補応援の第一声

東京都議会議員選挙が23日告示され、蓮舫代表は中野区の中野駅南口で第一声を上げた。中野区選挙区からは、都議2期8年の経験と実績を持つ西沢けいた公認候補が立候補している。

蓮舫代表は、これまで安倍政権が1強体制のもと特定秘密保護法や憲法違反のおそれのある安全保障法制、カジノ法(IR法)、今国会での共謀罪法と強行採決を乱発してきたと厳しく批判。一方で加計学園問題をめぐっては、新たな疑惑を示す文書が見つかったにもかかわらず、野党が求めた予算委員会の集中審議や前川・前文部科学事務次官の証人喚問を与党が拒否しているとして、「(記者会見で)丁寧に説明すると言った安倍総理はなぜ黙っているのか。なぜすぐ開かないのか。自分たちにとって都合のいいものは強行採決し、都合の悪いことには口を閉ざす。この姿勢はあらためて問われなければいけない」と指摘。「都政も国政も、いま問われているのは議会の力だ。強い都知事や強い総理に議会がただ付いていくだけの政治では民意は反映されない。記憶や記録をなくす政治ではなく、国民、都民にしっかりと情報開示をして、向き合う政治を民進党に託してほしい」などと訴えた。

西沢候補は、「国政も都政もまったく同じ。都議会でも文書が表に出てこないことが頻繁にある。代表例が豊洲市場の移転問題だ。そもそもなぜ豊洲になったのか、なぜ移転費用が6千億円にも跳ね上がったのか、誰が盛り土をしないと言ったのか。行政監察という手法で2回調査したがいまだに分からない。小池知事は『空気のように決まっていった』と答えたが、そんなことはありえない。いまの国政も都政も一掃しなければいけない。それがこの都議会議員選挙だ」と表明。「都議会でもドンと言われる人たちのご意向で予算が付いている。行政改革を進めて無駄を斬り、子育て、介護、防災といった人の命に関わる分野に予算を配分していく。都議会のドンのお気に入りの事業に予算を付ける政治をやめさせることが重要だ」「建設的に議論をして結論を出すのが都議会であり、時にはおかしいと厳しく指摘ができるのはこの選挙区では私しかいない。ぜひ勝たせていただき都政を変える。前に進めさせてほしい」と決意を述べ、支援を呼びかけた。

地元東京第7区総支部長の長妻昭衆院議員もマイクを握り、西沢候補は自身の秘書時代に『消えた年金』問題の調査のサポートをし、そのノウハウを生かして都議として東京都庁の水道料金の無駄遣いを指摘してきたことなどを紹介。「調査、追及していくことで皆さんの税金を守る、皆さんの公共料金を守る活動をしてきた。にわか改革派ではない、元祖改革派を都議会の議席として残してほしい」と支援を求めた。

街頭演説会には菊田真紀子、後藤祐一、津村啓介各衆院議員も参加した。

演説会後に記者団の取材に応じた蓮舫代表は、都議選に臨むに当たり、「都民に見える政治、これまでの密室型政治ではなくてしっかりと情報公開、説明責任を尽くす政治の実現。古い古い政治との決別を民進党がしっかり担っていくということを訴えていきたい。すべての公認候補者、全員のために頑張りたい」と決意を表明。

有権者の反応について問われると、「温かいご支援を日に日にいただいていると思う。特に加計学園の問題について、政府・与党が国会も開かず説明責任を果たさないという後ろ向きな姿勢に対して、不満を感じる都民は多いのではないか」との所感を述べた。

また、加計学園問題と同様に都議会でも、特に築地から豊洲への市場移転の途中経過について、資料もなければ記憶をなくす関係者が相次いだとして、「まさに自民党政治の極みだと思う。そうした意味で国政も都政も古い自民党政治との決別は大きな争点になると思う」と指摘。小池知事が新たな方針を示した豊洲市場移転問題をめぐっては、「都民に最も伝えなければいけないのは、さらなる税金の追加があるのか、財源はどうするのか、収支の見通しは変わるのか、増税なのか借金なのか、それとも予算は十分足りているのかということ。こうした説明が全くなされていないので、しっかりと開示をしてもらう必要があり、議会はそれを議論する場所だと思う。まだ、数字も出ていない、説明もされていないものに対して何でも反対とか、何でも賛成というのは間違っていると思う」と述べた。

本文、動画は民進党HPより転載