今日午後、参議院本会議が開かれ、鳩山由紀夫首相の通常国会における初めての施政方針演説が行われました。
総理が何度も強調されたのは『命を守る政治』でした。
「働く人々の命を守り、人間を孤立させないために、まずは雇用を守ることが必要です」
「若者、女性、高齢者、チャレンジドの方々など、全ての人が孤立することなく、能力を活かし、生きがいや誇りを持って社会に参加できる環境を整える」
「人間は、成人して身体の成長が止まっても、様々な苦難や逆境を乗り越えながら、人格的に成長を遂げていきます。私たちが目指す新たな『成長』も、日本経済の質的脱皮による、人間のための、命のための成長でなくてはなりません」
「人の命を守る政治、この理念を実行に移す時です。子どもたちに幸福な社会を、未来にかけがえのない地球を引き継いでいかねばなりません。国民の皆様。議員の皆さん、輝く日本を取り戻すため、共に努力してまいりましょう」
友愛精神を掲げた鳩山総理の思いがこもった演説でした。
来週から衆参両院でこの演説に対する各党代表質問が行われ、その後、平成22年度予算案の審議が始まります。命を守り、支えるための法案審議も控えています。緊張感を持ち、総理の理念を実行に移すために、私も全力で取り組んでいきます。