広島

「金メダル!」
「世界新記録!」
昨日、北島選手が100メートルで一位になった瞬間、試合の様子を私の母、息子と娘と4人で釘付けになって見ていました。高らかに手を挙げて笑顔を見せた北島選手に思わず全員で拍手をしていました。
柔道で、バトミントンで、体操で。毎日、多くの日本選手の方々がまっすぐに挑戦する様にはただ感動を覚えています。甲子園での高校野球もあわせて、この夏はスポーツ観戦から目が離せません。

他方、今年こそはと思い立って、子ども2人を連れて広島へ行ってきました。
子どもたちを育てながら、いつかは広島の原爆ドームへ、特攻隊の旅立った知覧へ一緒に行きたいと思っていたところで、今年はまず広島です。
肌を刺すような直射日光の中、原爆ドームを眺めました。
原爆資料館を時間をかけてゆっくりと回りました。
私から説明することがないほど、原爆ドームは子どもたちに語りかけ、資料館は子どもたちの心に訴えます。
資料館を後にする時、来館者が自由に思った事を綴るノートを発見した子どもたちはペンをとって書き込んでいました。
「二度と戦争はしてほしくない」
「平和が大切だと心から思った」
短い文章ではありますが、あの悲惨な傷跡を見つめ、今の時代を見つめた後に、子どもたちが素直に感じた言葉でありました。
この思いを大切にしてほしいと強く感じた日であります。

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