記者会見

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蓮舫代表代行は19日午後、党本部で定例の記者会見を開き、(1)チュニジアで発生した銃撃事件(2)安保法制――について言及した上で記者団との質疑応答に臨んだ。

チュニジアの無差別銃撃事件については、「日本人3人を含め多くの方が亡くなった。民間人を襲撃することは絶対あってはならない、許せない卑劣な行為だ。亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げる。日本政府にには引き続き情報収集に努めていただくとともに、海外の邦人の安全について万全を期していただきたい」と述べた。

安保法制について与党が合意したと報じられている件では、「方向性についての合意と受け止めている。具体的中身などがどうなるのか現段階では分からないので、詳しくコメントはできないが、多くの懸念があることは指摘しておく」「民主党は、昨年7月の閣議決定の撤回を求めている。それに基づいて行われた安保関連法制の方向性なので、このこと自体についても容認できるものではない」「恒久法を作ることで、自衛隊の海外での活動に対する民主的な統制が弱まるのではないか。切れ目のない安全保障体制と言うが、むしろ歯止めのない自衛隊の海外活動になるのではないか」と強い懸念を表明し、引き続き民主党の安全保障調査会で議論を深めていく考えを示した。

大阪都構想への対応について問われると、「基本的に住民に問う選挙だから、大阪市民の判断を尊重する立場に変わりはない。地方分権というわが党の発想からすれば、地域住民が自分たちで決めること。どういう判断をするかは注視している」と答えた。また橋下大阪市長への評価については、「行革の姿勢には共鳴するものはあった。昨今については、都構想の先に何を作ろうとしているかが若干見えない」と述べた。

NHKの籾井会長についてどう見ているかとの問いには、「記事の内容の是非というよりも、毎日これだけニュースに登場するNHK会長というのは果たしていかがなものか。ハイヤー代の公私混同も含め、番組やらせ疑惑や、河野談話についての発言などもある。国会でも毎日どこかの党がNHKに関して質問している」として、NHK会長としての資質に大きな懸念と疑問を投げかけた。

本文民主党HPより、動画民主党youtubeより転載
http://www.dpj.or.jp/article/106404/「歯止めなき自衛隊の海外活動になる」安保法制与党合意で蓮舫代表代行

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