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定例記者会見の動画と概要です。
蓮舫代表代行は28日午後、国会内で定例記者会見を開き、(1)安全保障法制の審議(2)新国立競技場の建設をめぐる政府の対応――等について発言した。
27日に実質審議入りした安全保障関連法案に関する審議について、同日の衆院安保特別委員会での冒頭に安倍総理から「答弁について留意をしていく」、中谷防衛大臣から「発言が不適切だった」との発言があったことに対し、「審議1日目の中身について、翌日に総理と中谷防衛大臣のおわびから始まるのは、あまりにも委員会に対する内閣の対応が適切でないと思う」と問題視。同日の辻元清美議員の質問の際には、安倍総理が「早く質問しろよ」と急かしたことにも触れ、「相当深刻な事態。失礼極まりない」と厳しく非難した。安倍総理は以前にも質問とは関係ない事実誤認の野次を飛ばした「前科」があるとも指摘、「あまりにも自分勝手な、自分のことしか考えていない総理に資質はあるのか。安保法制を議論する前に自分の態度を一回総括したらいかがか。『長い・逃げる・答えない』安保3答弁、この姿勢をただしていただきたい」と指弾した。
新国立競技場の建設をめぐっては、一部を都に負担してもらいたいという国の要請を舛添都知事が批判したことに対し、下村文部科学大臣が「知事は失礼だ」などと発言したことを取り上げ、「あまりにも不透明になってきた」と指摘。1620億円という国民の税金をかけて作られる2020年東京オリンピックの国立競技場の改築費が相当膨れ上がっていることから、日本スポーツ振興センター(JSC)と文科省が閉会式の屋根の設置をオリンピック後に延期、1万5千席分の椅子を自動から手動に切り替えるとしているほか、もっと見直す場所が出てくる」との話も聞いているとして、「そのなかで一人歩きの580億円を東京都に要請するのはあまりにも不誠実極まりない対応。党内にチームを設置し東京オリンピックに関する公共事業の問題についてしっかり取り組んでいきたい。JSCと文科省からマスコミフルオープンでヒアリングや視察を行っていきたい。都議会でもすべての政党各会派が問題視しているので、何ができるのか整理をしたうえで動けることから動いていきたい」とした。
本文:民主党HPより転載