韓国訪問

今週末に超党派の議員団で韓国を訪れ、李明博次期大統領と会談する予定です。
改めて、最近の韓国情勢や日韓関係、李氏に関する記事などに目を通しているところですが、生き方、人となりには大きな魅力を感じます。
大阪で生まれ、韓国が日本の植民地支配から解放された年に船で帰国するものの、その船が転覆。家族そろって救助されたとはいえ荷物は海へ流され、一家はまさに無一文での再出発を強いられることになったと報じられています。少年だった李氏は、露天で物を売り家計を助けながら学校へ通い、名門大学へ進学、学生運動によって逮捕され服役したものの、卒業後は現代建設に入社し、能力を発揮することで出世街道を駆け上り、29才で重役、35才で社長、46才で会長に就任し、「最も成功したサラリーマン」として韓国では本やドラマになった人物と伝えられます。その後は、92年に政界へ転身し、ソウル市長を経験。市長時代の行政能力は市民から高い評価を受け、李氏の改革者としての実績だとも伝えられています。
昨年末に行われた韓国大統領選挙では48.7%もの高い得票率を獲得し当選。驚いたのは、世代別投票行動ではどの世代からもほぼ同じ得票率を得ていて、全ての世代から熱い支持を受けていることです。大統領選挙中には不正蓄財疑惑や過去の選挙違反問題など、相手陣営からの強い批判がありましたが、そうしたスキャンダルを一蹴した強さは、李氏の経営実績に裏打ちされた「韓国経済の再建」への期待が全ての世代から寄せられたことによるものかもしれません。
春には総選挙が行われ、野党であるハンナラ党が与党になれるかどうかも注目されます。今回、短い訪韓ではありますが、韓国国民の李氏への期待や思いに触れてくると同時に、李明博次期大統領にお会いさせていただいた時に、外交政策や日本への思いを聞かせていただければと思います。

前の記事

官僚