チャイルドライン

昨日、NPOチャイルドライン支援センターの方々から、今年の「子どもの日チャイルドライン全国キャンペーン」についての説明などを伺いました。
チャイルドラインとはその名前の通り「子どものための専用ホットライン」を意味し、現在世界70カ国以上で普及し、150カ所以上で子どもたちの声を受け止めている活動です。日本のチャイルドラインは1998年に世田谷で始まり、今年で10年目の活動を迎えます。
この電話相談は、研修を受けたボランティアスタッフが電話を受け、お説教や指示するようなアドバイスは行わず、子どもたちが話すこと、打ち明けることを静かに聞くことを約束にしていると聞いています。2002年には36,666件だった相談件数は、2006年に133,014件にまで増えてきていて、相談実施都道府県も24から33になり、チャイルドラインという子どもたちの声を聞く場所が全国に広がりつつあります。
親や家族、友達にも相談できないことを、静かに聞いてくれる、自分のことを気にしてくれる人が、電話で対応してくれることによって、子どもたちの心が癒されるのはとても大切なことだと思います。

今年の5月5日から5月11日までの16時から21時まで、18才までの子どもを対象に全国どこからでも電話代が無料の「子どもの日チャイルドライン全国キャンペーン」が展開されます。
0120-99-7777

多くの方々にこうした活動があることも知っていただきたいと思います。
チャイルドラインに関するお問い合わせは「NPO法人チャイルドライン支援センター」、03-5312-1886(事務局)までお願いします。

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