両院協議会

今日午前に開かれた参議院本会議で、北澤俊美両院協議会議長から昨日終了した両院協議会の報告を受けました。
26日の参議院本会議では政府提出の補正予算案は否決され、民主党など野党が共同提出した定額給付金部分を政府案から削除する修正案が可決されました。衆議院では政府案が可決され、参議院では否決。衆参の議決が異なるため、憲法60条の規定により両院協議会が開催されることになり、その協議は2日にわたることになりました。これまでの両院協議会では議事録がとられることも公開されることもなく、衆議院の議決を国会の議決としてまとめることが慣例となっていて、短い協議会は形骸化されていたことと比べると、いわゆる「ねじれ」状態にある国会における『協議会の在り方』が今後の国会決定を大きく左右することがより明らかになりました。
今回の協議会の議事録はまだ公開されていませんが、出席した議員に聞くと、与野党を問わず前向きな議論が展開され、形骸化した協議会ではなく衆参の議決が異なる場合の合意形成の場として、今後その在り方を検討することを両院の議長に申し入れたということです。
協議会が今後どういう形で合意形成を行っていけるのか。その運営をどうするのか。この新しい前向きな提案は両院が取り組むべきものだと思います。その際には、これまで衆参ともに第一党であった時のように、一度提出した政府案は1文字も、1円たりとも修正には応じないとの政府・与党の姿勢のままでは、協議会の在り方や運営をどのように発展させても成案が得られることはない、ということをぜひ政府には深い理解を持っていただきたいと思うと同時に、私たちが与党になった時にも同じ思いを持ち続けることが大切だと感じます。
ゆっくりと、少しずつではありますが、国会は衆参の第一党が違う現実に対応できるような変化を遂げだしました。
その意味では、今朝の読売新聞の「両院協を審議延ばしに使うな」といった、これまでの国会の在り方の考えからなかなか脱しきれていない社説には違和感を感じているところです。

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