大きな問題点

基礎年金への国庫負担を3分の1から2分の1に引き上げる法案を参議院の厚生労働委員会で審議していますが、大きな問題点が2つあります。
1つは、04年に法案を改正した時点では、税制改革を行ったうえで安定財源を確保してから、国庫負担を2分の1に引き上げるとしていたものが、結局、政府は税制改革を行うことができなかったため、今回は特別会計の剰余金、いわゆる埋蔵金に頼るとしていることです。さらには、今後2年間で安定財源確保の目処がたたない場合や経済状況が好転しない場合などは、3年目以降も臨時の財源に頼るとしていることも看過できません。
2つ目は、04年改正時に100年安心としていた年金制度ですが、今回、5年に1度の財政検証が行われた結果、今後もモデル世帯には所得代替率50%を確保としています。しかし、例えば、給与所得が毎年前年に比べ2.5倍伸びることとしていること、運用利回りが毎年4.1%にもなるというように、非常に甘い経済前提を置いていることも問題だと考えています。来週も、委員会で質問を行う予定です。
今週末は香川県と静岡県に応援に行く予定です。熱い闘いの夏が始まってきました。