子育て支援事業

 先日、「一度保育所に来て、現場の意見を聞いてほしい」とのお話をいただき、今日、立川駅にある認証保育所に行ってきました。

  「駅に保育所があったらいいのに」という女性社員の声から始まったというJR東日本の子育て支援事業は、1996年に始まり、現在ではグループ内で27カ所の認証保育所、認可保育園を展開しています。駅に保育所設置を実現するまで、実に様々な試行錯誤があったという話、駅ビルのテナント収益で言えば保育所は坪単価が一ケタ低いという経済的な問題、今後の目標や課題についての話を伺い、保育所の中を見させていただき、久しぶりに小さなお子様と接してきました。駅なので、保育所の目の前を電車が走っています。電車好きのお子様の笑顔に、私も笑みがこぼれました。

  立川駅での子育て支援事業は、保育所のみならず、同じフロアーに小児科、女性内科のクリニックを開設し、平日の夜21時まで病院が開かれています。仕事帰りに駅でお子様をピックアップし、自身の、また、お子様の体調が悪い時にすぐ受診できるようにと、保育所と病院を導線でつないだ意義を院長先生に伺いました。まさに、患者さんの思いを斟酌された発想にとても勉強をさせていただきました。

  1月、政府は『子ども•子育てビジョン』を決定しました。

 http://www8.cao.go.jp/shoushi/index.html

 国、都道府県、市区町村、民間、NPOなど、社会が一体となって子育てを支援するために、私も一層取り組んでいきます。

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