金沢市で政策進捗報告会を開催し、スピーカーを務めました。
「今日は皆さんから率直なご意見、声を丹念に丁寧に一つずつ頂きながら、次のマニフェストに確実に反映させていきたい」との蓮舫のあいさつに続き、26名の参加者から発言があり、その中で「子育て」「原発関連」「雇用・景気対策」などに加え、「TPP」「農業者戸別所得補償制度」に多くの質問や意見が寄せられました。
子育てについては、「チルドレンファーストの理念でしっかりと取り組んでいく。保育所の運用にも、多様な家族形態があるので自治体などとも相談しながら柔軟に取り組んでいく」と述べました 。
「若い人たちがしっかりと職に就けるようにお願いしたい」という声には「セーフティネットをしっかりと作り、就労支援などをしっかりとサポートしていく」と述べました。
TPPについては、「FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)、日中韓FTAや日豪EPA協議などは従来から協議を重ねているが、TPPについては、あたかも参加表明のように報道されているが、現段階でどう具体的に踏み込むかなどは決めていない」となどと詳しく説明をいたしました。
このほか、「多くの離党者は出たが、もう一度一致結束して前に進み、政権を担ってほしい」という激励や、「議員定数の削減をしっかりとやってほしい」「地域防災で、若い人たちがもっと参加できるよう、事業主に働きかけてほしい」「生活保護について制度を悪用しているひとがいるのではないか」「沖縄県の負担軽減をもっと進めるべき」「中小企業対策について民主党はもっと推進して欲しい」などの意見が出されました。
報告会を終え、記者団から感想を求められた蓮舫は、「率直な意見、評価、厳しい意見も含めて頂いた。多種多様な意見を頂き心から感謝を申し上げる。今日いただいた声は、次のマニフェスト作成に向けて、礎(いしずえ)の一つとして入れさせていただきたいと思う」と述べました。