定例記者会見

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蓮舫代表代行は3日午後、定例記者会見を国会内で開き、(1)安全保障関連法案の審議状況(2)「人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案」(人種差別撤廃施策推進法案)をめぐる自民党の対応――等について発言した。

安保法案をめぐっては、参院安保特別委員会の審議で3日、再開された途端に中谷防衛大臣の虚偽答弁が明らかになり、審議が1時間以上遅れるなど支障が出ていると指摘。「参院に来てから特に、中谷防衛大臣の答弁が二転三転し、ぶれるのが当たり前になってきた。事実でないことを堂々と答弁し、指摘されるまで自ら撤回をしないという姿勢が目立っている。あまりにも横暴なやり方であり、明日の審議でもこうした点を含めて引き続き慎重な審議を求めていきたい」と述べた。

今後の審議については、ようやく参考人質疑が決まったところで、地方公聴会や中央公聴会、2回目の参考人質疑、与野党で約束をしている総理も出席しての片道方式(質疑者の質問時間だけをカウントして制限する参院独自の質疑方式)の集中審議の開催などが控えているとして、「この日程を入れただけでおそらく今国会はいっぱいではないか」との認識を示し、衆院で再可決して成立させる「60日ルール」の適用が可能となる前に参院で採決すべきだとの旨発言した自民党の谷垣幹事長を、「国会内で与野党が真摯(しんし)に日程協議、審議を進めているにもかかわらず、大与党の自民党の幹事長が出口を、日程を示して公言するのは国会軽視も甚だしい」と批判した。

民主党などが提出している人種差別撤廃施策推進法案については、与野党で丁寧な対応をすることを合意していたにもかかわらず、今週5回目の理事懇が行われるなか与党からは次の審議日程や採決に至る日程提案が全くなされていないとその対応を問題視。「与党内の都合によって国会の審議が進まないのは明らかにおかしい」と述べた。

 

(本文・動画は民主党HPより転載)

 

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