福山哲郎幹事長代理は24日、党本部で記者会見し、蓮舫代表によるキャンペーン「FOR NEXT」を26日の山梨県韮崎市での日程を皮切りにスタートすると発表した。発表記者会見にはこのキャンペーンを一緒に盛り上げていくことになる神本美恵子男女共同参画推進本部長、伊藤孝恵、矢田わか子、平山佐知子、宮沢由佳各参院議員、女性議員ネットワーク会議世話人の三宅由美札幌市議(北海道ブロック)、山本正乃埼玉県議(北関東ブロック)、佐竹百里綾瀬市議(南関東ブロック代理)、小島智子三重県議(東海ブロック)、西村千鶴子大和郡山市議(近畿ブロック代理)、戸倉多香子山口県議(中国ブロック)が同席した。
キャンペーンは、女性として初の代表である蓮舫代表を起点に、党所属の国会議員や自治体議員が連携する形でイベントの開催や、各地でさまざまな取り組みを行っている女性やキーパーソンの皆さんと交流・視察を行い、ネットワークづくりに取り組んでいくとともに、そこから見えてきた課題を民進党の政策や活動に反映していくというもの。
冒頭でキャンペーンのプロモーションビデオを流したうえで福山幹事長代理はキャンペーンの趣旨に関して、「若者のために、子どもとママのために、働く女性のために、そして非正規労働で働く女性や若者、子育て中のカップル、学生など、次の世代に向けてのキャンペーンとして『FOR NEXT』を企画した」と説明。その第一弾として実施する11月26日の山梨県韮崎市での取り組みについて、NPO法人子育て支援センター「ちびっこはうす」が運営する「韮崎市子育て支援センターにらちび」での利用者ママたちとの交流と、NPO法人河原部社が運営し中学・高校生の居場所となっている「青少年育成プラザ Miacis」を視察する予定だと訪問先のコーディネーターでもある宮沢議員が説明した。
蓮舫代表はキャンペーンについて、「代表に就任して2カ月、女性の視点で取り組んできたが、今後は女性議員ネットワーク会議の皆さんとも連携し、まさに次の世代のために取り組んでいく」と意気込みを語った。