【東京】「当たり前の都政をやらせてほしい」と蓮舫代表 世田谷区内の集会で

 

蓮舫代表は23日夜、7月に実施される東京都議会議員選挙の山口拓(やまぐち・たく)党公認候補予定者が世田谷区内で開いた総決起大会でスピーチをした。

蓮舫代表は、築地市場の豊洲移転問題を例に挙げ、「都議会というのは国会よりも闇が深かった。誰がいつ、どのように決めたのか分からないことが百条委員会でも明らかになった」と指摘。「都政は二元代表制。皆さんが選んだ都知事の行政運営をチェックするのも皆さんが選ぶ都議会議員だ。これまでずっと都議が知事のイエスマンばかりでもたれあいの政治が続いてきた結果、誰が決めたのか分からない政治が行われ、そのつけは皆さんに負わされた。都政は一般会計で約6兆円の予算で、皆さんが納めた都民税は2兆円。少なくとも何にいくら、それを誰が使うと決めたのかをチェックするという当たり前の都政をやらせてほしい」と呼びかけた。

山口公認候補予定者は、「民進党は都議選で大切な役割を担っている。小池都知事の東京大改革には賛同する立場だが、その改革の先にいったいどんな政策がもたらされ、皆さんの生活がどう変わっていくのかがいっこうに示されていない。都民の皆さん一人ひとり、世田谷区民一人ひとりをリードできる政策を示せるのは民進党しかない」と強調。6つの挑戦として(1)次世代最優先で子育て・教育の東京をつくる(2)働く人の味方になり格差のない雇用環境の実現(3)命を守る医療を確立し助かる命を増やす(4)慣習をぶっ壊し都政・都議会を徹底改革する(5)安全・安心な都市をつくる防災・まちづくり(6)弱い立場の人を守りともに生きる社会をつくる介護・福祉――を掲げ、「高齢者の介護や保育児童の施設が足りないというなか、東京都内といってもさまざまな地域がある。区市町村独自のルールを許すべきだ」「この国の財産は人。子どもを育てるのに教育費が高すぎる。小・中学校の給食を無償に」「防災対策は必要だが、万が一の災害が起こったとき、どう復興を進めていくか。罹災証明の即時発行や交通回復などを定める災害復興条例を制定する」などと訴えた。

大会には、山口拓応援団団長の元プロ野球選手で初代横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏や俳優の宅麻伸氏、保坂展人世田谷区長、田中良杉並区長をはじめ豪華な顔ぶれが集まった。民進党からは東京都連会長の松原仁、細野豪志、落合貴之両衆院議員、羽田雄一郎参院議員、手塚よしお東京第5区総支部長ら多数が出席し、激励の言葉を寄せた。