「国民が疑問に思っている問題にふたをしてはいけない」両院議員総会で蓮舫代表

蓮舫代表

民進党は第193通常国会の事実上最終日となる16日夜、両院議員総会を党本部で開催。蓮舫代表は「国会は閉会するが、国民が疑問に思っている問題にふたをしてはいけない」と述べ、安倍政権への対決姿勢を鮮明にした。

蓮舫代表は冒頭のあいさつで、今国会を振り返り、「入口は衆院予算委員会で2016年度補正予算の審議が職権で3回立てられ、出口は言論の府を封殺するような中間報告という手続きでの究極の強行採決だ。やりたいことは数の力で強硬に押し切る姿と同時に、全省庁の天下り調査や文部科学省の再調査と内閣府の調査といった自分たちに都合が悪いことは閉会日直前に公表するという、自分たちのことしか考えていない内閣だということが明らかになった」と政府・与党の横暴な姿勢を厳しく批判。「国会は閉会するが、国民が疑問に思っている問題にふたをしてはいけない。東京都議会選挙では、国会でも都議会でも自民党の古い政治の体質は同じだということをしっかり訴えていきたい」と決意を語った。

今国会では天皇陛下の退位を実現する特例法が成立したことにも触れ、取りまとめに尽力した議員を含め全ての議員に対し「それぞれの特性を生かして最大限頑張っていただいたことに感謝する」とねぎらいの言葉を述べるとともに、今秋の臨時国会や次期衆院選挙に向けて一致結束を呼びかけた。

野田幹事長

野田佳彦幹事長は、「150日間の通常国会では安倍政権が長期政権化したことによるおごりが極めて顕著に表れた。おごりの第1は強権的な国会運営、おごりの第2は権力の私物化。耳の痛いことを言われるときちんと説明を果たさないという不誠実な姿勢もおごりだと思う」と指摘。「勇気をもって告発した文科省の前事務次官に執拗な人格攻撃を行い、文科副大臣からは内部告発者を威嚇するような発言まで出た。こういう恐怖政治のような政治手法を取る政権が、誰が何をしたら調査され、捜査され、逮捕されるのか分からない共謀罪という武器を持ったことは本当にこの国はえらいことになったと思う」と述べ、閉会後も院内外で戦っていくと力を込めた。東京都議会議員選挙については、「これから2週間が勝負だ。今まで以上にご支援をお願いしたい」と求めた。

大串博志政務調査会長は、今国会での政府提出法案への対応や民進党の議員立法の提出状況などについて報告。政府提出法案の78%は賛成しているとして、「批判ばかり」という安倍総理の批判は当たらないと強く主張した。

仙台市長選に臨む決意を表明する郡和子議員

仙台市長選に臨む決意を表明する郡和子議員

最後に、7月9日告示、23日投開票の仙台市長選挙に立候補を予定している郡和子衆院議員が登壇。2005年の初当選以来12年の政治活動を振り返り、「あごが上がりそうになりながらも懸命に走ってこられたのは、良き同僚や先輩の皆さんのお支え、お教えがあったからに他ならない」と感謝の意を表明。「国へ倣えではだめだ。自分たちで政治を変えたい」との思いのもと、市民から仙台市長選で自身を推挙する声が上がったとして、「大変悩んだが、地方から頑張っていこうと決意を固めたところだ。国民の、市民の目線に立った政治を実現するために勝利をさせていただくべく、ご協力のほど心からお願い申し上げる」と支援を呼びかけた。

画像、本文は民進党HPより転載