蓮舫代表は24日夕、東京都議会議員選挙の世田谷区選挙区から立候補している山口拓党公認候補とともに、下北沢駅前商店街で街頭演説を行い、支援を訴えた。
山口候補は、「都議会議員選挙が始まって2日目。皆さんには大切な選択をしていただく選挙だ。豊洲・築地の問題、東京オリンピック・パラリンピックの会場費の問題、この4年間、混迷を極めたこの都政を、何としても皆さんの手に取り戻さなければいけない。現職ばかりで都政は変わらない。しかし都知事に(しっかりものを)言えない新人ばかりでも都政は動かない」と、都議会と都知事に緊張感が無ければならないと訴えた。
また山口候補は、「小池都知事の改革には賛成だが、大切なのは皆さんに寄り添う政策を、だれが皆さんに提案するかということだ。それは民進党だ」と声を強め、世田谷区から都政に送り返してほしいと訴えた。
蓮舫代表はあいさつで、「表で言われている課題以外にも、皆さんの暮らしを守る、いのちを守る、育っていく子どもたちを支える多くの課題が都政には山積している。当選したその日から(政策の)勉強を始める人よりも、当選したその日から仕事ができる人だ。山口候補には都議会議員としての実績がある。この4年間、浪人して充電してきた。この間世田谷区内を歩いて歩いてお一人ずつ皆さんの声を聴き、仕事で皆さんにお返しをしたいという思いを持っての再挑戦だ」と話し、政治家として即戦力となる山口候補への支援を訴えた。
この日の街頭演説では、応援に駆け付けた落合貴之衆院議員が司会を務めた。