蓮舫代表は17日、7月に実施される東京都議会議員選挙に立候補予定の米山真吾(よねやま・しんご)公認候補予定者らとともに、東京・葛飾区内のJR亀有駅前で街頭演説を行った。
蓮舫代表は米山候補予定者について、「12年間区議会議員として仕事をしてきた。1級建築士として、まさに建物の安心と安全、皆さまの暮らしを守るために米山真吾さんは活動してきた」と紹介した上で、「葛飾区は住宅密集地が多い。大きな地震などがあった時に、建物の倒壊や火災など、命を守るために自分の力では限界のあるものを都政でしっかりと対策しなくてはならない」と話し、命を守る政治を民進党に任せてほしいと訴えた。
国会の状況についても取り上げ、「立法府は何のためにあるのか。私たちは、皆さんの暮らしを良くするための法律を作り、新しい政策を立案し、皆さんのためにより良いものに変えていこうと努力している。この国会で私たちは8割の政府案に賛成している。反対した15本の法律でも修正案を6本出して対案も出してきた」と述べ、一部のマスコミが言うように決して反対ばかりしているわけではなく、現実的に対応していることを報告した。
米山候補予定者は、「地域の皆さんから意見や要望をいただき、それらをしっかりと受け止めながら、いかに皆さんが住んでいる地域や町を、課題を解消しながら発展させ、そして住民の皆さんの暮らしや生活の質をいかに高めていくのかが、自治体議員に求められている役割の一つだ」と述べた。
「この葛飾区はまだまだ医療体制が不足している。東京都の方針で、葛飾区は荒川区、足立区とともに医療圏を形成している。医療圏3区の合計ではベッド数が足りているが、他の2区に比べ葛飾区のベッド数は少ない。これを何とか解消しなければいけない」と話し、区民一人ひとりの命を守るために、医療体制の改革と充実を図る考えを示した。
この日の街頭演説には、伊藤正樹東京都第17区総支部長、奥野総一郎衆院議員も駆け付け、応援の演説を行った。
動画、本文は民進党HPより転載