公約期限

「政府・与党の責任において、必ず早期に解決し、最後のお一人までチェックして正しい年金をきちんとお支払いします」
昨年の夏、安倍前総理が公約した『5,000万件の宙に浮いた年金記録問題解決』の公約期限が今日となりました。
政府は、宙に浮いた記録があると思われる方にねんきん特別便を発送したので、公約違反ではないとの立場を主張していますが、5,000万件のうち持ち主の元へ統合された記録はわずか8%の417万件です。昨夏に公約され、政府が積極的な働きかけをして記録が訂正され、未払い分の年金を受け取った方は未だ「0人」です。

また、ねんきん特別便を短期間で大量に送付したため、電話相談はつながりにくくなり、特に都内の社会保険事務所は5〜6時間待ちの状態となっていて、とても親切な対応がされているとは言えません。記録が今後訂正されたとしても実際に未払い分の年金を手にするには半年以上かかると社保庁は説明します。

記録問題へ対応するために投入される税金は今のところ500億円です。ねんきん特別便を送り直すなど、社保庁の仕事のあり方では今後も投入される税金が増える可能性は否定できません。社保庁のミスで記録が宙に浮き、その記録訂正を税金で賄う合理的理由は今もってなされていません。

政府の年金問題への対応を見ていると、老後の生活を支える年金問題をあまりにも軽視していると思えてなりません。
今日の午後、長妻昭衆議院議員らと記者会見を行い、問題点の指摘と改善策の提言を行うと同時に、社会保険事務所の混雑緩和策やねんきん特別便の抜本的改善策を政府に対して要望する予定です。

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