「青い鳥」

同僚議員の支援者が映画を製作したと聞き、その初号試写という、まだ編集される可能性のある「青い鳥」という作品を見てきました。この方が手がける映画は、今、公開されて話題になっている藤沢周平氏原作の「山桜」に続いて2本目とのことです。
「青い鳥」は、中学校でおきたいじめ問題に焦点をあてた物語です。
言葉の力を信じる吃音の臨時教員(阿部寛さん)と、いじめる側に立ってしまったことを悔やみながら、どうやって反省すればいいのか表現がうまく出来ない生徒たちとのつながり、日常が静かに綴られています。
いじめる側もいじめられる側も決して「悪意」からいじめが始まったのではなく、多感な成長期の子どもたちのすれ違いが、いじめという形になってしまった姿に、今のいじめ問題の根の深さ、事の本質がこの作品から描かれています。
「本気の言葉は、本気で聞かなければいけない」
教師役の阿部さんがこだわっている姿勢です。余談ですが、この台詞は教師から生徒のみならず、今の政治においても問われるべき姿勢だと思いながら聞きました。
阿部寛さんの幅の広い演技も素晴らしいのですが、生徒役の子どもたちのまっすぐな目、姿勢には本当に魅かれるものがあります。派手な作品ではありませんが、大人が忘れてしまっている子どもたちの思いが素直に伝わってくる映画です。まだ、公開される時期や上映される地域なども未定ではありますが、ぜひ、親子で観てもらいたい作品でした。

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