現場の声を

昨日、菅直人代表代行と長妻昭衆議院議員と私の三人で、目黒区に手塚よしお前衆議院議員の応援に行きました。
今日、参議院に後期高齢者医療制度廃止法案を提出することもあり、まず、区内にある老人ホームの視察に行ったのですが、実際に入居者のお世話をされている方やご家族の方にお話を伺うと、もっと現場の声を反映した介護・医療政策をとってほしいと切望されていました。後期高齢者と区分をされることはもちろんですが、医療保険料が値上がりをした上、年金から天引きされることへのとまどいの意見なども耳にし、やはり、政治がこうした声を受け止め、抜本的な解決策を講じるべきだとの思いを抱きました。

その後に、自由が丘駅前のロータリーで街頭演説を行い、道路特定財源の揮発油税の使われ方や社会保険庁のこれまでの年金保険料流用問題、また、総務省による電波利用料の不明朗な使われ方など、無駄遣いを徹底的に正し、優先順位の高い政策に使っていくことを訴えました。同時に、後期高齢者医療制度が2年前にたった35時間の審議で強行採決された時の小泉総理に、制度の主旨、導入した説明を望みたいとの訴えをさせていただきましたが、お集りの方々からは本当に温かいエールを送っていただきました。
去年、男の子が誕生し父親になった手塚さんからは、子どもたちのためにもまっとうな社会を作りたいとの熱い演説があり、聴衆の方々からの大きな声援をいただきました。

今日の報道では、東京5区だけを見ると総選挙のようなムードといったものがありましたが、今、この国が直面している様々な問題をどの政党が、どうやって解決していくことができるのかを決めるのは国民です。郵政民営化だけで解散・総選挙が行われ、当時、全く争点にならなかった、医療、年金をどうするのか、国のお金の使い方をどうやって改革していくのかを問うことなく、サミットがあることや消費者庁を創設したいとの理由で今の総理、内閣が続くことは理解が得られないと強く感じた一日になりました。

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