政治主導

組閣に続いて今日は各副大臣が任命され、衆議院本会議では常任委員長と特別委員長が選任されました。マニフェストで掲げた国家戦略室と行政刷新会議も閣議で設置されました。参議院の予算委員会委員長も民主党の議員が選任されています。
また、今日は、小沢幹事長から「政府・与党一元化における政策の決定について」という報告がFAXされました。これまでの野党時代では、委員会に所属する国会議員を中心とした部門会議において、各省の担当者から政府法案の説明を受け、質疑応答を行いながら、党としての対応を決めてきましたが、今後は部門会議という形ではなく、新たに「各省政策会議」が設けられることになりました。
これからはこの会議において内閣の責任で提案された政府案の説明を受けた後、与党議員との意見交換と政策提案が行われ、その意見や提案などを大臣、副大臣、政務官で構成する大臣チームが検討を行い、最終的な政策案を策定、その上で閣議決定がされるという流れになるとの説明です。
マニフェストで約束した政権公約を実行する過程で与党議員の声も反映される仕組みである上に、党と内閣で政策決定が二重にならないように政策を内閣に一元化をするということになりました。
これまでの政権で行われていた、いわゆる族議員が省庁と一体になって政府案を事前に修正するということが出来ない仕組みでもあります。さらに、官邸に国家戦略担当大臣、財務大臣など、各政策ごとに関係閣僚が参加をし審議を行う閣僚委員会を設けたことで、省庁ごとに同じような事業が漫然と行われてきたような、これまでの縦割り行政の弊害を排していくことにもなります。官僚依存ではなく政治主導。内閣が国家の政策を調整、統括する制度がようやく、動き出しました。

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