東京都議会議員選挙が告示された23日、蓮舫代表は小平市の大沼団地で同市選挙区・斉藤あつし公認候補の応援演説を行った。
斉藤候補は演説で、「なぜ私が福祉の話をしているかというと、そういうことをきちんとしなければ、皆さんが本当に困ったときに、東京都が手を差し伸べる手段がなくなってしまうからだ。自民党に任せていては放っておかれてしまう。だから私はあえて福祉の話をする。例えば168億円あれば、1万4千人の特養老人ホーム待機者に、有料老人ホーム入所支援金10万円を支給できる。2025年には団塊の世代が75歳となり高齢者がピークとなる。このことをきちんと迎えられるために、都民一人ひとりの福祉に目を向けてサービスを作っていかなければならない」と述べ、高齢化社会に対応する福祉改革の必要を力強く訴えた。
蓮舫代表は、「2020年(の東京オリンピック・パラリンピック)が終わっても小平市は、東京は、皆さんの生活は続く。その時に東京都議会が何をやらなければいけないのかを語る人を選んでほしい。日本中で子どもの声が聞こえなくなり高齢化、過疎化が始まっている。2025年には4人に1人が高齢者となる。その時に誰があなたの命を守ってくれるかということが今回の都議選の争点だ。この近未来に責任を持つ政治を民進党はやらせてもらいたい」と話し、福祉の専門家の斉藤候補への支援を訴えた。
この日の街宣には、平山佐知子参院議員、末松義規東京第19区総支部長、地元自治体議員も応援に駆けつけた。
動画、本文とも民進党HPより転載