政権交代実現に

今日は、衆議院の予算委員会筆頭理事の菅直人代議士から衆参の予算委員会メンバーに呼びかけがあり、「当面の経済財政政策」について、大阪大学社会経済研究所の小野善康教授から話を聞き、質疑応答、意見交換をしました。先生が特に強調されたことは『財政支出ではカネの総額は増えない』ということで、給付金を国民に配ったとしてもお金の総量が増えるわけでもなく、かつ、仮に消費に回ったとしてもそれは時期がずれて消費されただけで、継続した消費増にはつながらないことから、バラまきでは景気は良くならないという経済学の原則でした。財政支出よりも、いかに再分配効果を高める政策が求められるかという話を伺ってきました。その意味で、麻生総理が主張される2兆円の定額給付金はやはり見直しを求めたいと思っているところです。

通常国会、臨時国会にかかわらず、毎回、国会が閉会すると議員会館への人の出入りが目に見えて激減するのですが、今日も、国会と会館にはとても静かな時間が流れているかのようです。特に衆議院は任期が切れるため、来年の秋までには必ず総選挙が行われます。そのため多くの仲間から「地元日程が詰まっていて大変」との話を聞いています。
政界再編ではなく、政権交代を実現するために、来年も政策と選挙応援に全力を尽くします。

今日から冬型の気圧配置が強まったため、東京も風の強い寒い1日となっています。子どもたちがまだ乳児、幼児だった時に、双子が揃って風邪をよくひき、最後には私が風邪で寝込むという日々が繰り返されたことを思い出します。幸い、二人は小学校高学年になってから風邪をひくことも少なくなってきましたが、小さいお子様の育児中の方々、どうぞ風邪などひかないようにお気をつけ下さい。

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